YouTube動画の切り取り方 無料でできる3つの方法【2026】
YouTube標準のクリップボタンなら1分以内で動画を切り取れますが、作れるのはリンクだけです。ショートやTikTok用の字幕付き縦型ファイルが欲しいなら、残り2つの方法のどちらかが必要です。3つすべてと、それぞれの使いどころを紹介します。

「YouTube動画を切り取る」と言うとき、人が意味しているものは3つあり、それぞれ必要なツールが違います。30秒の場面を友達に共有したいだけなら、YouTubeにはすでにそのためのボタンがあります。ショート、TikTok、リールに投稿できる本物の動画ファイルが欲しいなら、編集ソフトかAI切り抜きツールが必要です。このガイドでは、多くの人が試すべき順番で、YouTube動画の切り取り方を3つすべて説明します。
結論 どの方法が必要か
| やりたいこと | 使うもの | 出力 | 時間 |
|---|---|---|---|
| 面白い場面を誰かに共有したい | YouTubeのクリップボタン | YouTube内で5〜60秒を再生するリンク | 1分 |
| 特定の部分を1つ、ショートやTikTokに投稿したい | ダウンロードして編集ソフトでカット | 自分でトリミング、切り抜き、字幕付けをした動画ファイル | 1クリップあたり20〜40分 |
| ポッドキャストや長い動画を1週間分の投稿にしたい | AI切り抜きツール | そのままアップロードできる字幕付きの9:16縦型クリップを複数本 | 動画1本全体で数分 |
方法1 YouTube標準のクリップボタン
YouTubeがクリップ機能を追加したのは、視聴者が何もダウンロードせずに動画の一部を切り取って紹介できるようにするためです。クリエイターがこの機能をオンにしているほとんどの公開動画とライブ配信で使えます。できあがるのはファイルではなく共有できるリンクで、開いた人は通常のYouTubeプレーヤーで選んだ部分を見られ、クレジットと元の動画へのリンクも表示されます。
- 1パソコンかYouTubeアプリで動画を開き、切り取りたい場面で一時停止します。
- 2動画の下にあるハサミのアイコン(「クリップ」)をクリックします。見当たらない場合は、クリエイターがその動画のクリップ機能をオフにしています。
- 3ハンドルをドラッグして、5〜60秒の範囲を選びます。短いタイトル(最大140文字)を付けます。
- 4「クリップを共有」を押します。リンクをコピーするか、チャットアプリやSNSに直接送ります。
向いているのは、リアクション、名言、「この部分を見て」という場面です。向いていないのは、自分の動画として投稿したいものすべてです。ダウンロードできず、クリップはYouTubeの中にしか存在しないからです。縦型への切り抜きや字幕の追加もできません。
方法2 動画をダウンロードして自分でカットする
自分の動画なら、YouTube Studioから元のファイルをダウンロードできます。「コンテンツ」を開き、動画にカーソルを合わせ、3つの点をクリックして「ダウンロード」を選びます。これで一番高画質な元素材が手に入ります。そこから先は、CapCutやiMovieからPremiere、DaVinci Resolveまで、どの編集ソフトでもかまいません。
- 1YouTube Studioから元のファイルをダウンロードします(最初にアップロードしたファイルを使ってもかまいません)。
- 2編集ソフトに読み込み、その場面まで移動します。考えの途中で始まったり終わったりしないよう、開始点は文の頭に、終了点は文の終わりに置きます。
- 3ショート、TikTok、リールに投稿するならシーケンスを9:16に変え、話し手が中央にとどまるようにフレームの位置を調整します。
- 4字幕を付けます。ショート動画の視聴の多くはミュートなので、字幕のないクリップは最初の1秒で多くの視聴者を失います。
- 5MP4(H.264、縦型なら1080x1920)で書き出してアップロードします。
一番自由にコントロールできる方法で、欲しい30秒がすでにはっきりわかっているときには最適です。代わりに時間がかかります。場面を探し、縦型に調整し、字幕を付けると、1クリップあたり20〜40分かかるのが普通です。ポッドキャスト1本を丸ごと手作業で切る人がいないのはこのためです。
方法3 AI切り抜きツールに見どころを探させる
AI切り抜きツールは動画全体を受け取って文字起こしをし、フックと完結した話を文字起こしから読み取り、それぞれの場面をカットし、縦型に切り抜き、字幕を付けてくれます。あなたは結果を確認して、気に入ったものをダウンロードするだけです。「この部分をどう切るか」ではなく「そもそもどの部分に切る価値があるのか」が問題のときに使う方法です。
- 1無料のYouTube切り抜きツールを開き、動画ファイルをアップロードします。ツールは話し手を中心に9:16に切り抜き直すので、元の動画は横長のものが一番向いています。
- 2数分待ちます。ツールが音声を文字起こしし、すべての場面をフックとオチで採点し、一番強いものを選びます。20分の動画からは、たいてい3〜8本のクリップができます。
- 3各クリップを確認します。ツールが付けたタイトル、最初のセリフ、選んだ正確な秒数が表示されます。どのクリップもスタジオで開いて切り抜き位置や字幕のスタイルを調整できますし、そのままダウンロードすることもできます。
- 4投稿します。どのクリップも字幕を焼き込んだ9:16の縦型で書き出されるので、1つのファイルでショート、TikTok、リールに使えます。
正直に言うと、制限が1つあります。このツールは、貼り付けたYouTubeのリンクではなく、アップロードしたファイルをもとに動きます。自分の動画なら、先にYouTube Studioから元のファイルをダウンロードしてください。自分の動画でないなら、いずれにしても切り抜く前にクリエイターの許可が必要で、許可をもらうときにファイルを送ってもらえます。
切り取る価値のある場面
手作業で切っても、AIに選ばせても、勝つ場面は同じです。クリップは、元の動画を見たことのない人にも意味が通じなければなりません。主張か問いを示す始まり、それを回収する中盤、完結した文で終わる結末が必要です。実際には、次のような場面です。
- 1行で言い切った強い意見と、その理由。
- 前振りとひねりがあり、30〜60秒の中で決着するエピソード。
- 具体的な数字や結果と、それがどう起きたか。
- ホストが投げかけ、ゲストがきちんと答えている質問。
- 失敗談や告白。人は最後まで見てしまうからです。
向いていないのは、オープニング、お礼の言葉、スポンサー紹介、そして「さっき言ったように」を前提にした部分です。10分前の文脈が必要な場面は、クリップになりません。
切り取ってよい範囲
YouTube標準のクリップボタンは、機能がオンになっている動画ならどれでも安全です。何もYouTubeの外に出ず、クリエイターにクレジットが付くからです。ダウンロードして再投稿するのは話が別です。切り取ってよいのは、自分が所有する動画、再利用の許可をもらった動画、再配布のライセンスがあるコンテンツだけです。短い抜粋だからといって自動的にフェアユースになるわけではなく、字幕と新しいタイトルを付けても、他人の動画を自分のチャンネルに再アップロードすれば著作権の違反警告を受けることがあります。日本では切り抜きのガイドラインを公開して条件付きで許可しているクリエイターも多いので、他人の動画を使うなら必ずそのルールを確認しましょう。
一番おいしいのは、自分の過去の動画を切り抜くことです。これまで公開した長い動画はすべて、すでに自分が所有しているショートの素材です。既存のコンテンツから週3本のクリップを投稿するチャンネルは、次の長い動画を待つだけのチャンネルより速く伸びます。報酬をもらってほかのクリエイターの動画を切り抜く場合は、キャンペーンで使ってよい範囲が明記されています。Content Rewardsの切り抜きで報酬を得る仕組みで、そうしたキャンペーンの仕組みを解説しています。
よくある質問
動画の下にあるクリップボタン(ハサミのアイコン)で5〜60秒を選び、リンクとして共有します。実際のファイルが必要なら、自分の動画であればYouTube Studioから元のファイルをダウンロードし、編集ソフトかAI切り抜きツールでカットします。
顔出しなしの動画を、今日投稿しましょう。
ジャンルとAIモデルを選べば、レンダリングはおまかせ。アイデアから完成したショート動画まで7分以内です。カメラも編集ソフトもいりません。
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